「付録のポリウレタンバッグにシワが…」
面倒くさくて見ないふりしてました。
合皮に使われるポリウレタン素材は、革より柔らかで手入れが楽なのが魅力です。
- エナメル素材は専用クリームを使う
- 皮革は当て布+アイロンをあてる
- スチームアイロンは使わない
- ドライヤー、最初は低温で当てる
- 目立たない端っこで試そう
PU素材のシワ取り方法を調べたところ…

熱を使うとシワが消えるかも!
アイロンやドライヤーなら、すぐに対策できるのでいいですよね。
アイロンやドライヤーを使った、ポリウレタンバッグのシワの取り方をご紹介しますね。
しわ取りにドライヤー使い、失敗

お気に入りの合皮のバッグ、表面に大きなシワがあって。合皮バッグのシワ取りには、低温のアイロンを使うといいってわかりました。
とはいっても。当て布をするとしても、アイロン当ててホントに大丈夫かしら。

アイロンは勇気いるよな…失敗怖い
駅ビルを通るたびにチェックしてたエナメルの靴があって。半額セールまで残ってて!と祈っていたら運よくゲット。休日都内を散歩するときに愛用していました。
でも、どうしても汚れが気になって。実家にあった本革クリームを塗ったのが失敗の素。吸収されずにべたつきました。当時の私、何を考えたのか慌てて水洗いし始めたんですよ。しかも、乾かさないとと焦ってフルパワーでドライヤーを当てたら…
熱のせいでちょっと変形しました
素材の知識がなかったのが悪いんですけど、やっぱりショックで。傷んだ場所が気になり、最終的に手放しました。
調べたところ、ポリウレタン合皮は作るときに熱を加えて形を作るそうです。
合皮のしわ取りもドライヤーならOK
小さめのバッグにはアイロン使えないので、現実的なのはドライヤーかも。
繊細な素材であれば、最初は「弱風・温風」で、「10秒ずつ」当てて様子を見たらいいかもしれません。
▲上記動画は車のシートカバーですが、イメージとして合うと思います。こんな感じ▲
ポリウレタンバッグにシワができる原因と予防法
「シワ取り方法を知る前に、なんでシワができるの?」って思ったので調べてみました。
- 保管方法の問題
長期間、バッグを押し込んで収納
→ 畳みジワ・押しジワが発生 - 経年劣化
ポリウレタンは熱や湿気で劣化
→表面が固くなるとシワが残りやすい - 水濡れ・洗濯の影響
濡れると乾燥時にクセがつく
→そのまま固まってシワになる
シワを防ぐ収納・保管の工夫
せっかくシワを取っても、またすぐにシワがついたら悲しい…。そこで、シワを予防する収納法も調べてみました。
- バッグの中にタオルを詰めて形をキープ
- クローゼットで吊るすより、棚に置く
- 高温多湿と直射日光を避ける
- 長期保管するなら、不織布のカバーを使う
合皮のシワの取り方~洗濯や水濡れ
合皮バッグって基本的には「洗濯機NG」。でも、雨に濡れたり飲み物がかかったり、意外と日常で水に触れることありますよね。
- 濡れたらすぐにタオルでポンポン吸い取る
- ゴシゴシこすらない(表面がはがれる)
- 乾燥機はNG。必ず自然乾燥で
- 乾いた後に残ったシワ
→低温ドライヤーで少しずつ温めて伸ばす

急な加熱はNGなんだね
ポリウレタンのシワ伸ばしFAQ
Q. 合皮バッグにアイロンを直接当ててもいいの?
→ 直接はNG。必ず当て布をして、低温で短時間だけ。
Q. ポリウレタンは経年で劣化するって本当?
→ 本当です。加水分解という現象で表面がひび割れやベタつきやすくなります。寿命は5〜7年程度。
▲経年劣化したバッグでも、方法によってはリメイクできるらしい▲
Q. シワ取りスプレーは使える?
→ 基本的には布製品向け。合皮に使うとシミになる場合もあるので避けた方が無難。
混紡の割合 | シワになりやすさ | 特徴 |
---|
綿95%・PU5% | 高い | 綿の性質が強く出る → シワが落ちにくい |
ポリエステル90%・PU10% | 低め | PUの伸縮性+化学繊維のシワ耐性が効く |
ナイロン混紡タイプ | 中程度 | 軽くて扱いやすいがツヤ感と表面特性要注意 |
合皮のしわ取り、アイロンとドライヤー編
ポリウレタン素材の合皮には2種類あります。本物の革素材に似せた合皮と、表面がピカピカしているタイプの合皮とに分かれます。
表面がピカピカする合皮
パテントレザー、エナメルと呼ばれる素材。シワを伸ばすには専用のクリームが必要です。
ポリウレタン樹脂が使われていますが、ドライヤーだと表面が傷むので気をつけなくちゃ。
皮革に似せた合皮
①アイロンを使う
基本は生地の裏から木綿のハンカチなどを当ててから、熱を加えるのがベスト。
当て布の上から低温に設定したアイロンで押さえましょう。

生地の端からちょっとずつ試そう
スチームは生地が痛むので使用不可!
②ドライヤーをあてる
でも、バッグの裏からアイロン当てるって難しいんですよ。
特に、ショルダーバッグはそんなに開かないから絶対無理だし。そしたら夫が、

ドライヤー、いいらしいぞ
完全にシワがなくなるわけではないので、ある程度のところでやめときましょう。
ちなみに、ポリウレタンのバッグは作るときに加熱して形を作るんだとか。
あきらめててもう捨てようかと思っていたシワ入りのバッグ。
目立たないところで試しておけば泣かずに済むので、試してみようっと。

合皮カバンのシワの取り方!

扱いやすくて本格的な革にそっくりな手触りが特徴の、ポリウレタン素材の合皮。
- エナメル素材なら専用クリームを
- 皮革っぽければ当て布+アイロンで
- スチームアイロンは使用禁止
- ドライヤーは低温で様子見ながら
- 目立たない端っこで試そう

低温&端っこから始めるのが大事
シワをとるには、低温のドライヤーで少しずつ熱を加えるのがよいとわかりました。
製品を作るときに加熱処理をしているそうなので、アリといえばアリなのかも。

いきなり高温・長時間はダメ
注意事項を読んで、まずは目立たない箇所でシワ取りチャレンジです。
今回参考にさせていただいたサイトです↓